こんな依頼

鍵屋というのは一般のお客様からのご依頼ももちろんですが、警察から依頼をいただくことも多いお仕事です。いわば、警察は大事なお得意様といった感じです。
顔なじみになる警官もいますね。

警察からの依頼というとよくあるのが酔っ払って鍵をなくしてしまった人の家を開けてほしいといったお願いです。この場合依頼者はその酔っぱらいの人なのですが、泥酔して自分では電話もなにもできなくなっているので警察の人が見かねて鍵屋に電話をかけてくるのです。

こういったちょっとした依頼でも顔なじみだったりするといつもうちに頼んでくれるので助かりますね。

酔っぱらいの相手をするくらいならまだ全然平気なのですが、あまり頼まれたくない仕事もあります。
それが住人と連絡がとれないので玄関を開けてほしいといった依頼です。
大抵その部屋の大家さんや別のところに住んでいる家族や職場の人が依頼するようです。
そこで警察が鍵屋に鍵開けを依頼してきます。

嫌な予感のする依頼ですが、大切なお得意様である警察からのお願いですから断るわけにもいきません。
警察の人に現場まで連れて行ってもらって鍵を開けます。鍵が開いたら中を確認することなくすぐに下がってお金だけもらいすぐに帰ります。見てもあまり気分のいいものではありませんからね・・・。

また、空き巣の被害にあったお客様から依頼されることもあります。現場にいくとまだ警察が現場に残っている場合がありますね。
このように鍵屋は警察との関わりも深い仕事なのです。

 

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